ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のチーマーを象徴する公園だった「池袋西口公園」。
「暗い・怖い・汚い」イメージの池袋。
そして、2014年に「消滅可能性都市」危惧区に東京23区で唯一該当した豊島区。
そこからたった数年で多くのプロジェクトを成功させ、人口増加させました。
脅威のV字回復で「国際アート・カルチャー都市」を目指す同区の「生まれ変わり」の象徴!
それが池袋西口公園野外劇場「グローバルリング」なのでは?
その魅力に迫ります。
池袋西口公園とは?
[場所] 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8−26
過去の池袋西口公園はチーマーの巣窟?
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を象徴する公園
「池袋ウエストゲートパーク」1997年に発表したベストセラー小説で、2000年ドラマ化。
その頃は「チーマー」という素行の悪い若者達が悪いサークル活動(嘘)をしていました。
その前の不良と言えば「今日から俺は!」的で、縦の関係があり行き過ぎた暴走はありませんでした。
が、チーマーは「おやじ狩り」の言葉通り、容赦ないカツアゲをしました。
そんなチーマーのたまり場として描かれている過去の「池袋西口公園」でした。
実は一番怖かった「ウィロード」
実は池袋警察署近くの公園で、それほど危険ではなくて、池袋の東西を高架下で結ぶ「ウィロード」の方が怖かったです。
「暗い・怖い・汚い」、当時はそんな感じ。
「消滅可能性都市」宣告の衝撃
2014年、豊島区は「消滅可能性都市」危惧区に東京23区で唯一該当!
人口減少によって維持できなくなる可能性の宣告は、衝撃的でした。
豊島区の「命がけ」の生まれ変わり!
「暗い・怖い・汚い」を「安全・安心」な街へ!
当時の豊島区はようやく深刻な財政難から脱しつつあり、池袋では客引きの取り締まりを強化するなど、「安全・安心」の街にするための新しい取り組みに向かおうとしていたところだったはずです。
この危機感をブーストとして、まさに「命がけ」の脅威のV字回復に繋がります。
2015年、旧庁舎の跡地(現在の「ハレザ池袋」)を定期借地権付きで貸し出すことで財源を捻出し、税金を使わずに区役所の新庁舎建設。
この成功を機に、再開発を中心としたプロジェクトが進行。
その多くがファミリー層を取り込みにも成功し人口増加!
プロジェクトも2020年末までに完成しようとしています。
グローバルリングは「生まれ変わり」の象徴か?
グローバルリングは、豊島区の目指す「国際アート・カルチャー都市」の実現に向けた一連の再開発の、「生まれ変わり」の象徴に見えるのは僕だけではないはず!
まずは公園内外の魅力的な施設
東京芸術劇場
東京芸術劇場は、コンサートホールと劇場を中心に、展示ギャラリーやアトリエ、会議室などなどの複合文化施設で、1990年に開館。
中には椅子も多いしレストランもあるので、休憩にもよいです。
池袋駅にも地下道で直結!
グローバルリングカフェ
公園内にあるカフェ併設案内所。
語学堪能なのスタッフがいて、外国人観光客にも対応できます。
早朝から深遅くまでオープンのカフェを併設しています。
ウィロード
「暗い、怖い、汚い」イメージの池袋駅の東西を結ぶ通路「ウイロード」もアートな通路に!
円形野外劇場「グローバルリング」の魅力とは!?
目指すは「国際アート・カルチャー都市」の実現!
誰もが楽しめる開かれた円形野外劇場「グローバルリング」を有する公園へ。
大型LEDビジョンを備える野外劇場!
「グローバルリング」には大型LEDビジョンを備える!
コンサート、演劇、ダンスイベントなど、仮設設備も設置し易くあらゆるイベントに対応します。
池袋から世界に文化を発信!
映像(ライブ感)・音・光・噴水の連動システム!
その大型ビジョンと、サラウンドスピーカー、照明、広場中央の噴水の4つの設備をシンクロ制御!
公園全体の一体感を演出出来るそうです。
なんだかかっこいいっす!
「池袋西口公園はグローバルリングが魅力!」のまとめ
「暗い・怖い・汚い」を象徴する公園だった「池袋西口公園」。
「消滅可能性都市」に東京23区で唯一該当した豊島区は、それから脅威のV字回復で「国際アート・カルチャー都市」を目指すまでにになりました。
その発信拠点の池袋西口公園野外劇場「グローバルリング」は豊島区「生まれ変わり」の象徴なんです!
そして、人口を増やすために魅力的な公園を整備して、「暮らしたい街」というイメージとしていきました。
他の公園についてはこの記事へ!
ちなみに、2021年1月31日までのイルミイベント「池袋西口公園extremeイルミネーション」にも注目です。
詳しくはこちらの記事もどうぞ!
ご覧頂き、ありがとうございました。