「着物を着て出かける場所ってどこがある?」の東京編!
ド定番で言えば、当然「浅草」なワケですが・・・。
- 着物をよく着ているが、定番じゃないけど着物が似合う場所を、東京で探している。
- コロナ禍で人混みは不安なので、安心して着物を楽しめる場所を、東京で探している。
- あまり着物を着慣れていないけど、人が少なく写真を撮り易くて、着物が映える場所を、東京で探している。
そんな感じなら、僕の独断と偏見で、ちょっと選んでみました。
というワケで、勇気を出し着物の人は稀だけど、勇気を出して着物が映えるロケーションの場所。
そして、人混みを避けて着物を楽しめる場所へ。
おススメします!
江戸東京たてもの園
小金井公園内にある、着物映えスポット!
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都内にあった歴史的価値の高い建造物を、解体・移築された場所。
復元・保存・展示を目的とした「たてもの」がテーマの野外博物館です。
江戸時代~昭和初期のレトロな建物
江戸時代~昭和初期のレトロな建物が並ぶ、まさに着物が映えるロケーション!
文化的価値の高い建築物を移築していて、本物の迫力を感じる事ができます。
まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえるワケです。
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昔ながらの家具や備品も見どころの一つ。
千と千尋の神隠しのモデルになった町
園内の東側にある「下町中通り」。
大正~昭和頃の下町風情が広がるエリアです。
スタジオジブリが「千と千尋の神隠し」の制作において、公式に「参考にした場所」としています。
奥に銭湯「子宝湯」があり、まさにそんな感じ。
町並みの他、建物内にも映画内で見覚えのある部分があるので、探してみて!
個人的には、ドラえもんにある「空き地」のような場所もあったり、イメージが広がり楽しいです。
↑ジャイアンが座っていそうな空き地
茅葺屋根の民家など
園内は西側に行くにつれ、どんどん時代を遡っていくようです。
物語でタイムマシンの外に、過去の映像がスライドしていく感じ・・・、伝わってるかな?
昔ながらの写真館や日本庭園、茅葺屋根の民家など、時間がその時代から止まっているような錯覚さえ起こしそう・・・。
使い込まれた日用品も、すごくリアルを感じます。
ススキがそよそよ風に揺れ、季節を感じながらの着物歩きを体感してほしい!
レトロな乗り物などなど
こちらも「となりのトトロ」で見たようなバス。
傍らにはバスを待ちながら座っていたであろうベンチ。
日本庭園には苔むした灯篭、などなど味のあるものもたくさん。
いい感じに錆びたドアノブに時代を感じる。
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和洋折衷コーデなら靴下に注意
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現在コロナ禍で、靴の脱げるエリアは、銭湯「子宝湯」のみです。
和洋折衷コーデで靴を履いている場合、靴下は重要です。
せっかく着物でお洒落したのに、靴を脱いだら普通の靴下では興ざめ。
僕のおススメは、着物専門店「藤木屋」さんの「足袋ソックス」です。
江戸東京たてもの園 基本情報
都内在学または在住の中学生・小学生以下の子供さんは無料!
[住 所]
東京都小金井市桜町3丁目7−1 小金井公園内
[アクセス]
- JR線武蔵小金井駅北口から、西部バス「小金井公園西口」下車
- JR線武蔵小金井駅北口から、関東バス「江戸東京たてもの園前」下車
- JR線東小金井駅北口から、CoCoバス(コミュニティバス)「たてもの園入口」下車
- 西武新宿線花小金井駅南口から、西武バス「小金井公園西口」下車
- 駐車場あり
[開園時間]
- 4月~9月:午前9時30分~午後5時30分
- 10月~3月:午前9時30分~午後4時30分
※入園は閉園時刻の30分前まで。
[ 入館料 ]
- 一般 400円
- 65歳以上の方 200円
- 大学生(専修・各種含む) 320円
- 高校生・中学生(都外) 200円
- (都内在学または在住)中学生・小学生・未就学児童 無料
江戸東京たてもの園、公式HPはこちらから
府中市郷土の森公園
府中にある大きな公園。
「府中の森公園」もあるので、間違い注意です。
花とレトロな建物
とても広い園内。
その一角にレトロな町並みがあります。
僕が行った時は「あじさいまつり」を開催中でした。
(写真は2019年6月のもの)
紫陽花とレトロな建物が、いい感じ。
水車や藁葺き屋根をバックに、紫陽花が映える!
紫陽花のサイドには、多くの梅の木の緑が青々としています。
ここは梅の花の時期もいいと思います。
茶屋で一服
園内の茶屋では、お抹茶で一服出来ました。
和菓子は「あじさい餅」。
数量限定だそうで、自分の後数個で羊羹に。
・・・餅がくっついて、ちょっと食べづらい。
でも、粒を残した感じが、紫陽花っぽくて目に楽しい。
さっぱりとした甘さで、お抹茶の苦味とも相性よく、美味しかった。
着物のコーデは季節を取り入れよう!
着物コーデは季節を取り入れると、気持ちが上がります。
四季のある日本の美徳!
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こちらの浴衣は紫陽花に合わせてコーデ。
家族でも楽しめます
ちなみに、この公園は家族でも楽しめる公園です。
- 色々展示された「郷土の森博物館」。
- ゴザを敷いてのんびり出来そうな広場。
- ボールで遊べるじゃぶじゃぶ池。
- 一・二年前にリニューアルしたプラネタリウム。
- 園外には道の駅のような物産展
郷土の森 基本情報
[住 所]
東京都府中市矢崎町5−5
[アクセス]
- JR南武線・京王「分倍河原駅」から徒歩20分
- JR南武線・京王「分倍河原駅」からバス約6分「郷土の森正門前」下車
- JR武蔵野線・南武線「府中本町駅」から徒歩20分
- 駐車場あり
[開園時間]
常時
郷土の森博物館について、ご興味ある方はこちら
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/
等々力(とどろき)渓谷公園
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世田谷区という都心とは思えない風景があります。
階段を下ると別世界
この時は夏の暑い時期。
渓谷への階段を下ると、下がる気温を感じられます。
23区内にすごい場所があったものです。
「どこでもドア」でもあったけ?
↑下ってすぐに見える印象的な「ゴルフ橋」。
↑何度もいいますが、ここは都会です。
都会と自然の境界
そこに交通の多い通りを支える橋。
その橋桁には、渓谷の水面の揺らぎが反射しています。
薄い境界に正反対の世界。
不思議なところです。
東京23区唯一の渓谷
谷沢川で構成された渓谷で、30カ所以上の湧水が湿地を形成。
自然豊かな場所で、生い茂った樹木などで外の様子は見えません。
そのため、「都会のオアシス」とも呼ばれています。
季節ごとに景観は変わり、秋は紅葉スポットでもあります。
書院建物と日本庭園と等々力不動尊
風情のある書院建物と日本庭園もあります。
陽当たりのよいピクニックも出来る芝生広場や、石畳の階段園路などがある庭は、渓谷散歩の休憩に。
そして、渓谷の奥には、等々力不動尊が。
甘味処も
渓谷サイドを歩けるのは、そんなに距離はないですが、途中に甘味処なんかもあり。
「雪月花」さんというお店。
「氷あずき」を注文。
↑あまり映えない地味目をチョイス
見た目、味はあるのかと不安になりましたが、ちゃんと甘かったですよ。
少しずつ甘味が強くなる感じで、最後まで美味しく頂きました。
足元が悪いので靴か地下足袋がいい
等々力渓谷公園は、渓谷の自然的環境や景観を大切にしてます。
川沿いの園路は、歩きにくい箇所があるので、足元にご注意!
この日は、パーカーイン浴衣コーデ。
よく歩く時の足元は、やっぱり足袋スニーカー。
等々力渓谷 基本情報
[住 所]
東京都世田谷区等々力1丁目22
[アクセス]
東急大井町線・等々力駅から徒歩5分
[開園時間]
常時
※日本庭園区域の開園時間
- 午前9時~午後5時(3月~10月)
- 午前9時~午後4時30分(11月~2月)
世田谷区ホームページも合わせてチェック!
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/015/001/004/d00004247.html
「着物を着て出かける場所の東京編!」のまとめ
「着物を着て出かける場所ってどこがある?」の東京編を書いていきました。
ド定番の「浅草」ではなく、人が少なく写真を撮り易くて、着物が映える場所を探している人向け。
レトロなところや季節折々の綺麗な場所が、やっぱり着物映えなんですね。
そして、コロナ禍で人混みを避けてってなると、なるべく定番は外していくのが、賢明!
ちなみに僕が、よく着物さんぽするなら「日本庭園」です。
主に池袋周辺の庭園です。
ご興味ある方は、こちらの記事もどうぞ!
というワケで、着物が映えるロケーションの場所、おススメしました!
ぜひ、着物ライフをもっと楽しんで下さいね。
ご覧頂き、ありがとうございました。