バズりワード「メタバース」!
巷でよく聞かれるようになりましたが、簡単に言うとデジタル上の「仮想空間(現実)」のことです。
そのメタバース内で自らの代わりに活動させる分身(アバター)に着せて楽しむファッションに、今注目が集まっています。
それらにはいろいろと種類があって、例えば各プラットフォームでデフォルトで用意されているファッションや、無料で配布されているものもあります。
でも、どうせなら人とは違うものだったり、こだわりのものだったり、そんなファッションを選びたい人も多いのではないでしょうか?
そこで人気なのが、デジタル上でコピーされることのない証明をする技術である「NFT」を利用した、アバターファッションです。
それが「NFTファッション」!!
この新しい技術に、多くの大手ファッションブランドが、どんどん参入してきています。
今回の記事では、「メタバースやNFTって何なのか?」「メタバースでNFTファッションの楽しむには?注意点は?」について、深堀りして行こうと思います。
そして、僕が初めて「NFTファッション」を購入した体験談をお話したいと思います!
それは、「メタバース」を通じて着物文化の裾野を広げようと奮闘する、ある着物クリエイターのNFT!
その取り組みが、現在苦境の着物業界と着物を知らない人々との「新しい着物文化への橋渡し」になると期待しています。
良かったら最後までお付き合い下さいませ。
この記事には、こんなことが書いてあります!
- そもそも「メタバース」って何?
- 最近よく聞く「NFTファッション」とは!?
- 「メタバース」で「NFTファッション」を楽しむには?
- 初めての「NFT」購入を通じて気付いた、注意点と対策とは?
- 「メタバース」で着物を広げるクリエイター「あのね」さんとは?
ぜひ多くの人が「NFTファッション」を楽しむきっかけになったら、嬉しく思います!
メタバースとは!?
最近よく聞く「メタバース」とは、何なのでしょうか?
「メタバース」の定義はめっちゃ曖昧!?
一口に「メタバース」と言っても、立場・目的や技術によって定義はめっちゃ曖昧なので、それそれの前提を抑えないとワケの分からない話になってしまいます。
定義を分類すると、以下の通り。
VRSNS
まずは、最近コマーシャルでもよく見かけるようになった、VRデバイスを中心とした3D(三次元)ソーシャルネットワーク。
主にゲームやカルチャーを楽しむことができます。
この界隈における一部の人達には「VRゴーグルを装着して楽しむのがメタバース」という強硬的な考え方も存在します。
NFT
次に、データのかたまりの一つひとつの結びつきによって、容易には改ざんできないようにするブロックチェーンを活用し、仮想空間上の土地やデジタルアートなどに唯一性を持たせた(コピー不可)NFTで取引するもの。
近年ではアートの分野でバズり、場合によっては投機性の高い傾向があります。ただ、NFTの本質はそこではありません。最近はその在り方が見直されつつあり、投機目的ではなくコミュニティー形成に活用する流れも!
3DCG
そして、現在一番身近なのが、フォートナイトなど家庭用ゲームなどの流れの3D空間。(うちの子も一時ハマってましたが)ゲーム目的以外でも有名アーティストがその空間でライブを行うなど、色々なデバイスからのアプローチがあります。
2D
さらには、バーチャルにおいて実用的であれば3Dにこだわらない2Dデジタル空間。まるでファミコン時代のロールプレイングゲームのようです。
リモートワークにより希薄になったコミュニケーションを活発にします。2D(二次元)のほうが検索視認性が高く俯瞰で見やすい上にアクセス性・手軽さが良いので、ビジネスシーンでは扱いやすいんですね。
VR:仮想現実
デバイスの中にコンピューターグラフィックスなどの技術により、現実の世界とは違う世界を表現する。
AR:拡張現実
現実の映像情報に対し、そこに重ねるようにコンピューターで作った画像を表現する。
例えば、ポケモンGOのようなもの。
MR:複合現実
ARの技術を発展させ、現実世界に映像を投影し、さらに手や体で操作することができる。
これらを総称をXRを言い、それをリブランディングしたものが「メタバース」。
ここで言うメタバースは?
ということで上記のようにメタバースは、立場・目的や考え方によって最適な形は違うし、場合によってはそれらが複合的に絡み合って表現される場合もあるワケです。
なので今回のブログ記事では「メタバースでNFTファッションを楽しむ!」事を前提として、
- 3DCGのソーシャルな仮想空間。
- 様々なデバイスやプラットフォームから利用できる。
- NFTを活用して「所有感」を伴うコレクションと、一部「希少性・流通性」から投機的なものもある。
といったメタバースを定義してお話していきます!
そんなNFTファッションの補足として。
メタバースでのファッションは、必ずしもNFT活用を必要としません。
通常の通貨で購入したものや、コミュニティや一般で無料配付されたものも、含んでいいものと感じています。
NFTファッションとは!?
それでは、「NFTファッション」とは何なのか?
ちょっと手前からお話しします。
そもそも「NFT」って何?
「NFT」とは「Non Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と言います。
これまでのデジタルデータは事実上コピーし放題で、著作権や真贋(しんがん)性の確保が問題でした。
そこにブロックチェーン技術を利用することで、デジタルデータに唯一性を付与します。
同じものが他に1つとしてないことを証明し、その所有権や取引情報を記録することが出来ます。
例えば、よくあるサイン色紙に、めっちゃ有名なタレントによって、自分の名前や日付をつけてサインを書いて貰ったら、それはもうただのサイン色紙じゃなくなるイメージ。
「ブロックチェーン」ってどんなもの?
個々の取引情報をチェーンのように繋げ、履歴記録する技術。
相互に影響しあって事実上改ざん不能な仕組み。
例えば、自分のクラスに、隣のクラスの子が混じったら分かるよねーって感じ。
「トークン」って何?
デジタル上の価値を示すものの名前。
直訳は「しるし・象徴」となりますが、なんで「トークン」と言うのか?と、聞かれてもうまく説明出来ません。
例えば昔、「お金」を「お金」と呼び出したから「お金」って名前になったようなもの。
では「NFTファッション」とは?
NFTの仕組みをファッション分野に取り入れたものです。
メタバース上で、自らの分身であるアバターに着用させたり、コレクションして楽しむための「デジタルファッション」。
このデジタルファッションにNFTを結びつけることで、そのファッションに「唯一性」・「希少性」を持たせることが出来ます。
NFTファッションの特徴とメリット!
何故にデジタルファッションをNFTで表現する必要かあるのか?
その特徴とメリットをまとめます。
本物か偽物かの区別が容易。
NFTにより諸情報が紐づけられることで、本物の証明・確認することが可能で、偽物との区別が容易です!
これはデジタル上だけのメリットではなく、例えばリアルファッションのタグに、そのブランドのNFTデータをQRコードなどを付ける事も考えられます。
所有欲を満たせる!
NFTには自らの所有の情報が記録されます。
「好きなブランドやクリエイターのものや希少なものを所有したい」というコレクター心も満たされます。
二次流通でもクリエイターにロイヤリティが入る!
これまでリアルなファッションでは、一時流通時のみ収入を得ることは出来ます。
でもその後、どんなに価値が上がったとしても、二次流通以降はそれを生み出した一次生産者に収入が入ることはありませんよね?
それがNFTなら、二次流通においても、ブランド・クリエイターに還元する仕組みを組むことが出来ます!
アバターを通じて認知が広がる!
メタバース上で、自らのアバターにNFTファッションを着せて活動することで、多くの人々にリーチすることが出来ます。
そして、メタバースには国境が無いため、プラットフォームによっては全世界にブランドを認知させられます!
同じ価値観の人たちのコミュニティが生まれる!
同じブランドのNFTファッションのホルダー同士で、連帯感が生まれます。
「みんなで購入・保持・流通させることでそのブランドを応援する!」そんなカルチャーが生まれることも考えられます。
その先に、同じ価値観の人たちとの活発なコミュニティが生まれるのだと思われます。
NFTファッションの実例!
そんなNFTファッションには、世界の名だたるファッションブランドも注目しています。
その大手の取り組みの実例をご紹介!
グッチ
ドルチェ&ガッバーナ
バーバリー
その他、多くのブランドが参入していて、盛り上がっています!
メタバースでNFTファッションを楽しむ!
メタバースでNFTファッションを楽しむことは、無限の可能性を秘めています!
さらに深堀りしていきます。
コミュニケーションツールとして!
リアルな自分と一線を画すアバター(自身の分身)にNFTファッションを着用させることは、どこまでも自由!
メタバースではもうひとりの自分に出会えるんです。
アバターに着用させることは、性別・年齢(何なら性格も!)を超越して、自らを表現出来ることも魅力の一つです。
それは、メタバースにおけるコミュニケーションツールとして、絶大な力を発揮するかもしれません。
コレクションとして!
現実世界でスニーカーなどを自宅に収集するコレクターという人たちがいます。
それと同じように好きなNFTファッションをコレクションする楽しみも!
また、よりレアなアイテムを集めるてみたり、別々のアイテムを組み合わせてコーディネートすることも可能にだったりします。
さらには、NFTのコレクションをメタバース上に展示して、みんなに見てもらうことも可能になります。
リアルコレクションでは、なかなかこうはいきません。
AR技術で着装体験をする!
そんなファッション体験はメタバース内に留まらない活用も考えられます。AR技術(ディスプレイを通して現実の映像にデジタル映像を重ねる技術)を活用して、まるで自らにそのNFTファッションを身に付けているかのような、着装体験が出来るというものもあります。
「パーソナルカラー」と言う言葉を聞くようになって久しいですが、自らに似合う色やデザインは人それぞれ。
リアルファッションにする前に、即座に自分に似合うか判断することが出来ますね!
リアルファッションとしても着用する!
さらには、NFTファッションをリアルファッションとして制作して、現実世界でも着るということも考えられます。
そこには「好きなデザインだけど、現実では着られない(抵抗がある)から、まずはメタバースで着てみたい」とか「メタバースで見かけたファッションを現実世界でも着てみたい」というニーズがあるはずです。
普段では接点がなかったファッションを、メタバースのアバターで楽しむうちに好きになって実際に「リアルでも着てみたくなる」、そんなことがあってもいいはずです!
NFT購入の注意点と対策!
ここまでくると、「NFTファッションを楽しんでみたい!」と思った人も少なくないのでは?
というワケで僕自身の体験談を交えつつ、初めてNFT購入をしてみて考えさせられた注意点をまとめます!
NFT購入の注意点!
「NFT」は新しい技術、盛り上がり多くの取引とお金が動く一方で、それを扱うシステムや法の穴があり、悪意ある人間の詐欺やハッキングの危険性もはらんでいます。
法整備が追い付いていない!
まだ新しい技術のため、購入者の権利や著作権などひどく曖昧で、法整備が追い付いていないです。
ホルダーとクリエイターの権利関係について、相互の共通認識もまだまだ!
偽物がある!
また、本物の中に偽物が流通してしまっているのが現状です。
信用があるものなのか、よく確認する必要があります。
ハッキングリスクがある!
法整備以上にシステム上の穴(脆弱性)があり、ハッカーの格好の的になり得ます。
投機性の高い暗号資産に紐付いていることも要因かと思います。
そして、これは規模の大小ではなくて、十分注意が必要です。
巧妙な偽サイトも!
暗号資産やレアなNFTアートを盗めると利益が大きいため、犯罪者においてもお金や手間をかけても割がいいワケです。
巧妙・精巧な偽サイトもどんどんアップグレードするし、大手検索エンジンもハックして上位表示させてきます。
価格の変動が激しい!
NFTの本質は投機目的にあるものではないと僕は考えていますが、中には投機目的でNFTに参入してくる投機家も多いです。
そもそも、NFTがバズったのも、値段の瀑上がりした「NFTアート」が始まりだったと思います。
とは言え、現時点では株式市場のように売買は活発な市場ではなく、流動性が低いと言えます。
なので、非常に損切りしにくいのですね!
その上、NFTアートは新興市場なので、価格の変動が激しいです。
最近では、一時期の高値から半値近くの大暴落しているニュースもあったかと思います。
NFT購入時の注意点への対策とは?
ではでは、NFT購入時の注意点への対策を考えます!
ただ、巧妙な手口は常に進化していきますので、僕たちもどんどんアップデートしていきましょう。
ハッキング対策は厳重に!
ウォレットにアクセスするために発行された「秘密のリカバリーフレーズ」を、例え信頼の置ける人であっても共有しないのは当然です。
が、「自分だけしか見られないはず」と、デジタル上のメモなどに残すのも危険です。
アナログの紙などでうまく保管するほうが無難。
でも無くさないでくださいね!
また、モバイル端末ではなく、出来れば自宅の有線接続のネット環境で利用するのが望ましいワケですが、ハッキング対策において公衆Wi-Fi環境で、アクセスするのは絶対やめたほうがいいです。
パスワードや二段階認証の注意!
そして当たり前かもしれませんが、パスワードの使いまわしは厳禁!
また、「GoogleAuthenticator」などの二段階認証を利用し、同じ二段階認証でもSMSによるものは狙われやすいので、避けたほうがいいそうです。
信用の置けるコミュニティで情報収集する!
情報源は多角的に収集するするのがいいと思います。
それぞれ違うメディアや発信者から情報を得て知識を付けていくと、表現は違えど共通する本質が見えてきますね!
その中から、価値観が近くて信用の置けるコミュニティを一つ見つけて、さらに深い情報収集します。
多くの情報も共有出来るし、いいコミュニケーションも生まれます。
ただし、何度も言いますが情報はそれでも多角的に!です。
「あのね」さんのコミュニティ!
この後紹介する「あのね」さんは、アプリ「Discord(ディスコード)」を利用してコミュニティを作っています。
価値観の近い仲間と活発な情報共有や交流が生まれています。
とっても良い人なので、着物や和文化に興味がある人は検討してみて下さいね!
公式サポートを利用する!
自らの利益・損益やリスクなどに直結する問題ならば、質問は然るべき公式カスタマーサポートにします。
分からないことが起きたとして、知らない人に聞くのは、詐欺師からすればカモネギです。
また、ウォレットアプリやブラウザ拡張機能をダウンロードする際も公式のものかよく確認を!
最後は検索エンジンで検索しない?
最終的な口座開設や登録をする(個人情報やパスワードなどの重要内容を入力する)際は、検索エンジンで検索するよりも、信頼の置けるリンクを踏んだほうが無難です。
とは言え、それでも「リンクのURLに違和感はないか?」「サイトの文面の言い回しにおかしな表現はないか?」などを注意深く見ることも重要。
少額(お小遣いの範囲)から始める!
最後に、これが実は一番重要かも?
これまでの注意点で話してきた通り、いろいろな意味で十分な体制ではないんですね。
その一方で、NFTを始めとする新しい技術は、近い未来には間違いなく普通に使われる日常がきます。
スマホを使うのが日常になったことと同じようになると言われています。
なので、今からちょっとずつでも触れていくのが良いかと。
即死活問題になるような行動はせず、ごく少額のお小遣いの範囲内で始めてみるのが大切ですね!
あのねさんの「未来着物NFT」!
ここで超個人的なおススメ。
普段着着物好きな僕が、実際に購入した「NFTファッション」をご紹介!
「あのね」さんとは!?
「あのね」さんは、未来着物クリエイター!
着物×最先端技術NFTにより、メタバースで着物を着る文化を創ります。
「着物好きはメタバースでも着物を着たい!」
「メタバースから着物を着ることを知ったので現実でも着てみたい!」
この掛け合わせの相互作用によって、職人やクリエイターの持続可能な収入源の確保、永続的な文化の発展に貢献しようと、奮闘しています!
「未来着物NFT」とは!?
「未来着物NFT」は日本の着物デザイナーが作るNFTコレクションのシリーズ!
「未来の着物文化を創る。
着物にもいろんなジャンルや着方、考え方があって、そのすべてが魅力的であることを伝えたい。
違う考えを否定するのではなく、違いを認めあう世界を創りたい。
着物と洋服。
現実とメタバース。
価値観の違い。
境界線を越えていく着物ブランドがここから始まります。」
あのねさん公式ECサイトからの引用
そのサービスの一つに、自らの分身であるアバターのNFTファッション「MetaverseKimono(メタバース着物)」があります。
着物サローネ出店の実績あり!
西暦2022年11月5・6日に東京国際フォーラムで開催された、着物業界の一大イベント「着物サローネ」に出店!
「メタバース着物」を現実の着物として、とうとうリリースしたワケです。
AR技術を使い、ディスプレイ上で着装体験が出来たり、スマホカメラでアバターを記念撮影できたりと、面白い取り組みで人気でした。
「あのね」さんの活動の最新情報は、ご本人のツイートをチェックしてみてくださいね!
Tweets by aNone_Craft初めてNFTを購入した体験談!
ちょっとだけ僕の個人的な体験談を挟みます(笑)。
メタバースでも着物を着たい!
僕は普段着着物をちょくちょく好きで着ています。
そんな中、SNSの発信を通じて「あのね」さんの取り組みを知り、そのコミュニティをウォッチするようになりました。
そこでひょんなことから運良く、初期の「巫女服アバター」を頂ける機会があり、そのデータを使えるメタバーススマホアプリ「cluster(クラスター)」で遊ぶ様になりました(※その「巫女アバター」はNFTではありません)。
何となく「メタバースでも着物を着たい!」と思っていたのですが、思わぬところから経験する機会を得たわけです。
ただ、巫女アバターも可愛くて好きなのだけど、NFTファッションの「メタバース着物」の色鮮やかなアバターが欲しいなぁと思うように。
そして、NFT購入はクリエイターの応援になると気付いてからは、尚更その思いは強くなりました!
素人がNFT購入するにはハードルがたくさん!
NFT購入どころか暗号資産取引すらしたことがない僕には、めっちゃ大変でした。
素人がNFT購入するにはハードルがたくさんあるんです!
ここでは長くなるので細かくは説明しませんが、NFT購入にはこんな段階を踏みます。
- 仮想通貨(暗号資産)取引所で口座開設する
- 仮想通貨(暗号資産)取引所でイーサリアムを購入する
- ウォレット(デジタル上の財布みたいなもの)を開設する
- ウォレットにイーサリアムを送金する
- NFTマーケットプレイスに登録する
- マーケットプレイスにウォレットを接続する
- NFTを購入する
「うぇ〜!吐きそう!」ですよね(笑)!
一回経験するとなんてことはないので(本当です!)、チャレンジしてみて欲しいと思います。
メタバースは新しい自分になれる!
初めて購入したNFTは、「あのね」さんの女の子アバターの「メタバース着物」です。
男の僕が「えっ、女の子?」って思うかもしれません。
でも、メタバースの醍醐味の一つは「全く新しい自分になれること」です。
女の子でも動物でもファンタジーなキャラでも、いいんです!
最初は何だか恥ずかしかったりしたワケですが、今では楽しくメタバース散歩をしています。
NFTの権利は様々!
NFT購入後の権利は、クリエイターが初めて流通させる際の設計によって様々です。
「あのね」さんの公式サイトでは、
「MetaverseKimonoのNFTはメタバースから着物を着る文化を広げていくNFTです。NFTにあなたの名前が刻まれることで、MetaverseKimonoのサービスが受けられるようになります。
MetaverseKimonoのNFTは二次流通させることで、たくさんの人にメタバース着物の輪が広まり、メタバースから着物を楽しむ文化が産まれます。」
あのねさん公式ECサイトから引用
とあります。
アバターデータのダウンロードなどの権利を行使したら、すぐに売り出します(再流通)。
ちなみに2022年秋のイーサリウムの時価なら、「あのね」さんのNFTは購入時4000〜5000円程度かかりますが、同じ値段で再流通させたとすると、実質手数料程度で手に入ったとも言えます。
メタバース着物は「VRM」データ!
そしてメタバースのプラットフォームはスマホアプリ「clusuter」が気軽でおススメ!
「VRMデータ」は、株式会社ドワンゴさんが3Dアバターの拡張子として提供。
使用するアプリケーションに依存しない、共通のデータ形式。
違うプラットフォームでも使用出来るんです!
例えば、無料のスマホアプリで言えば、メタバースを楽しめる「cluster(クラスター)」や…、
ロケーション撮影が出来る「AVATAVI(アバタビ)」などがあります。
着物文化への橋渡しとなるか!?
「メタバース着物」を通じて、着物の裾野を広げようとする「あのね」さん。
メタバースなら着物離れした日本人のみならず、世界の人々へリーチ出来ます。
そして、すでによく着物を着る人々が、メタバースに興味を持っていくこともあると思います(実際、僕がそうです)。
そこで多くの交流が始まり、着物の魅力が伝わっていくはずです。
中には「実際に着物を着てみたい」と動く人も出てくるでしょう。
リアルな着物を着る人が増えれば、後継者問題で苦しむ着物業界も改善・発展へ向かい、伝統や技術は守られ、合わせて新しい着物文化も創出されます。
「あのね」さんの取り組みは、きっと「着物文化への橋渡し」になりますし、僕はこれからも応援します!
「メタバースでNFTファッションを楽しむ!」のまとめ
今、「メタバース」で自らのアバター(分身)に、「NFTファッション」を着せて楽しむ文化が広がりつつあります。
過去、スマホが日常生活において切っても切れなくなったのと同様に、ブロックチェーンをはじめとする各種の新しい技術は、深く理解するしないに関わらず、当たり前になる時代がくるハズです。
そこで、すでに触れていた人とそうでない人との差は、生活の質に直結するのは、想像にそんなに難しくないのかも?
今回、
- そもそも「メタバース」って何?
- 最近よく聞く「NFTファッション」とは!?
- 「メタバース」で「NFTファッション」を楽しむには?
- 「NFT」の購入する際の注意点と対策は?
- 「メタバース」で着物を広げる「あのね」さんとは?
これらについてお話ししました。
「メタバース」で「NFTファッション」を楽しむための、一つのきっかけになりましたでしょうか?
また、NFTクリエイターの「あのね」さんに興味を持ち、これまで着物を着たことがなくても、「メタバース着物」からならチャレンジしてもいいかな、と、思って貰えたなら、応援してる身としても嬉しく思います。
ご覧頂き、ありがとうございました!